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2009年11月16日 (月)

注意! 芋虫嫌いの方、画像の拡大厳禁!!

虫をながめていてあきないのは、それが人間の営みと重なってみえるからだ。

米びつの中がかなり大変なことになっていたので、天日にさらすことにした。幼いのころ見た光景のようにうまくいくだろうか?と心配しつつながめていたところ、5分とたたないうちに、奴らが一斉に這い出してきた。みな同じ方向へ向かって逃げていく。やつらはノシメマダラメイガの幼虫。米にわく虫だ。

11月といっても、やつらの皮膚の薄さには、日差しがこたえるのだろう。そこが人生の終点でも光と逆へ逃れるのは本能だな。

子どものときは、逃げまどうやつらを箸でつまんで、アリの巣穴の近くへ落としては、引きずり込まれていくのを眺めて楽しんでいた。今回は屋上。鳥が食べにくるかなと期待したがそんなことはなかったようだ。1時間しないうちにみな動かなくなった。


また休日がやってきて洗濯物など干していると、茶色くしなびたむくろの山のなかで生きている個体がいる。なんという生命の強さ。命の希望!地球に生命が現れてから、幾度とない激的な環境の変化において、耐えられないものが消えていくなか、残ったものたちが種を継いできたのだな。はてしない年月に気が遠くなる。

世界を手にしている人たちからすればわたしもノシメマダラメイガの幼虫みたいなものなのだろうと思った。

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